鼻炎の治し方をまとめてみた。

鼻炎の治し方は現在、医学的根拠がしっかりしていないものもありながら情報が大変多く、どれを選んでいいのかがハッキリしていないということがあります。

まずは効果がある、なしを含めまして、色々まとめてみました。

鼻炎の治し方(自分でやれる範囲編)

・鼻うがい
耳鼻咽喉科の医師も本で執筆している鼻うがいという治療方法は、元々インドから伝わった方法。
鼻の穴に食塩水(濃度が0.5%以下のもので生理食塩水ともいう。)を流し込み、逆の鼻の穴から水を出す。
水で鼻水をふやかした状態で鼻をビービーかむと、今まで取れなかったような鼻水やハナクソなどが、ゴボッと取れる。
やった後は空気が突き抜けるような爽快感があり、歯磨きと同じように習慣化しているヒトも多い。
花粉症の方がやるとアレルゲンが取り除かれることもあるため、症状が緩和されたりする。

逆に、鼻をかむ時に水が逆流して中耳炎になったり、鼻水が副鼻腔に入って蓄膿症のような痛みを発生させることも。
当方、やりすぎで前頭洞に鼻茸を作り、毎日頭痛に悩まされた。

・吸引器(ホットシャワー、ネブライザーなど)
生理食塩水(濃度が0.5%以下の食塩水)を蒸気に変えて鼻か口から吸い込むことで、鼻炎や風邪、喘息などを治療する器具。
家庭用の器具も販売されており、有名なものだとホットシャワーという商品がある。
後鼻漏に効果的として有名。ただし、去痰がしやすくなることはあるが、後鼻漏そのものを治すものではない。
同様に鼻から蒸気を吸えば鼻水やハナクソが出しやすなる。

当方も昔にホットシャワーを購入した。

使用した感じでは、鼻をかむときに水が逆流して変なところに入ったりする恐れもなく去痰がしやすいということから、鼻うがいよりも安全で効果的な器具と思っている。

なお、メーカーさんにより、薬液を吸引するものもあるので好みで選べばいい。

今のところ薬品の効果は持続性なし。

・お茶
いろんなサイトを読むと花粉症対策にお茶を飲むという広告が頻繁に目撃されることがある。
当方も「ウソだろう?」と思いながら試したこともある。
とくに効果があったのは→コチラ

を選んでいただければいいかと思う。

有名どころでは「べにふうき茶」があり当方も飲んでみたが大した効果は得られなかった。
ところが2005年前後の耳鼻咽喉科系の書類を読むと

実際に400人以上のスギ花粉症の被験者に2シーズン試した結果、飲まない人に比べて明らかに薬の量がが減り、効果がある

と書かれている。

同じく、鼻汁好酸球の量が減少していることも確認できたともあるため、べにふうき茶に関してはよくわからなかったが、お茶と花粉にはなにかしら関係があるのは間違いない。

・乳酸菌サプリ
アレルギーや蓄膿症にヨーグルトが効果的だとか、乳酸菌がアレルギーの症状を緩和させるという話を耳にするようになった。
じつは鼻炎に乳酸菌が効果的という話は1990年代ごろには、ほぼわかっており、海外では身近に乳酸菌サプリを服用していたらしい。
ただし、どれでも効果があるわけではなく、ラクトバチルス属(Lactobacillus)という部類の乳酸菌で何十種類か効果が確認されている。
種類やヒトの体質により、ムラがあるが、その中でも生命力の強い植物性乳酸菌であること、加熱させることでさらに強い効果が望めることなどを考えると、これ以上の乳酸菌サプリを探すのは難しいだろう。→コチラ

もし、自分で鼻炎を治すサプリを探すとなると、結構苦労すると思うので、あえてこちらでオススメしたい。

・空気洗浄機
当たり前の話だが、鼻炎も意味もなく鼻水を垂れ流しにしているわけではない。やはり限りなく空気の汚れを除去すると、くしゃみ、痰、咳、鼻づまり、鼻水を止めることもできる。最近、病院に行くと当たり前のように空気洗浄機が設置されているが、中にはまだ設置していない所もある。耳鼻咽喉科でも設置していない所もあるため、空気洗浄機の力を知っている側としては正直驚く。
空気洗浄機は安い買い物ではないが、生活を改善させるためには欠かせない。
当方、ダイキンのストリーマというものを使っている。

鼻炎の治し方(病院、薬編)

・レーザー療法
病院にいくと、いろんな治療方法を紹介される。その中でも定番なのがレーザー療法になる。鼻水が出てくると思われる箇所をジュージューと焼き細胞を死滅させることで、鼻水を出させないという治療方法。花粉シーズン前になると、レーザー療法を選択する方が多くなる。

・Bスポット療法
後鼻漏に悩む患者さんに勧めることがある療法。ノドから鼻水が出ているということから、直接患部にガーゼで薬を塗りつける。
ノドの奥でグリグリと薬液を塗るため、血が出るし結構痛い。また、何度もやる必要があるうえ、レーザー療法と同じく何もしないと1~2ヶ月程度で再発する。一般的な耳鼻咽喉科では薬物療法が主なので勧められることはまずない。

・抗生物質
・点鼻薬
点鼻薬はステロイド点鼻薬と血管収縮剤点鼻薬の2つにだいたいは分かれる。血管収縮剤はドラッグストアでも売られており、即効性が高い。その代わり、息苦しい鼻づまり(薬剤性鼻炎)にもなりやすなる。ナファゾリンやテトラヒドロゾリンなど、成分表に「ゾリン」と書かれているものは血管収縮剤だと認識してよい。なおステロイド点鼻薬は副作用が少ないため、処方薬としては定番になっている。
・カルボシステイン錠
去痰、痰切り薬としてよく処方される。処方薬を渡されると、「こんなに飲むのか?」と思うぐらいに渡される。
「去痰、痰切り薬」と聞くと、後鼻漏や風邪の方には嬉しい響きではあるが、この薬にそこまでの力は無い。
過去にはムコダインという薬もあり、こちらも大量に処方される。
・フェキソフェナジン錠
抗ヒスタミン薬ではすでにお馴染みとなったアレグラの正式名称がこのフェキソフェナジンになる。眠気が少ないこととして有名ではあるが、じつは効果に関しては非常に弱い部類に入る。抗ヒスタミン薬は効果が強くなれば眠気も強くなり、逆に効果が弱くなれば眠くなくなるという性質がある。
ちなみに抗ヒスタミン薬は何種類か販売されており、その中でも効果が強いものはザジテンやボララミンになる。
ザジテンはアレグラよりも古くから開発された薬ではあるが、その効果はかなり強い。ただし、特異的な副作用でけいれんが起こることもある。
・クラリスロマイシン錠
効果が薄い抗菌薬。蓄膿症を発症した時に処方される。初期の診察で重度な蓄膿症にかかっていると判断されると、ジェニナックのような強い薬が処方される。ただし、クラリスロマイシンより強い薬が処方されると、基本的に一週間分しか渡されない。(薬事法の都合上。)そのため、一週間後必ず診察を受けに行かなければならなくなるので非常にめんどい。
その後、クラリスロマイシンが処方されるようになると2週間分以上、処方してくれることもある。ただし、大した効果が得られないということもある。
・ロキソニン錠
鎮痛剤。ドラッグストアでも手に入る。蓄膿症で痛い時に症状を和らげてくれるので、常備持っておくと安心。処方薬限定ではあるが、カロナールという鎮痛剤もある。どちらも効果は変わらない。好みの問題だという医師もいる。
・ビオフェルミン錠
整腸剤。ビオフェルミンSだとか、Rとか色々ある。抗菌薬を飲むと、下痢や腹痛になるので「これも一緒に」と渡される。
・レパミド錠
鎮痛剤を使うと胃を荒らしてしまい、食欲不振に陥ることもある。そのため、鎮痛剤と一緒にすすめられるのがこの薬。

・漢方薬
・辛夷清肺湯
チクナインでお馴染みの辛夷清肺湯。蓄膿症に効果的と言われ、配合生薬が9種類とやや多めなのか、「効果が無かった」という声もある。
じつは漢方薬も飲み合わせや、食前にいきなり飲んだりすると副作用が起きる。抗生物質にくらべて自然の生薬を使っているから安心というわけではない。
・葛根湯加川キュウ辛夷
辛夷清肺湯と同じく、蓄膿症に効果がある「辛夷」という生薬が配合されている。
ただ、こちらはドーピング検査にひっかるエフェドリン(麻黄という生薬)が配合されているので、高血圧や心臓病のヒトに使えるかは怪しい。

鼻炎の治し方 まとめ

こうして今思い浮かんだだけでも結構な治療方法があります。他にも外科手術で鼻水を止めるなどの話もありますが、一般的で今すぐやれる治療方法というと、こんなところでしょうか。

ただ、どうしても苦しい時は、やはりお茶が効いた感はあります。

万が一の時に常備しておくのもありでしょうね。→コチラ

鼻炎のサプリはコレがいい!

病院が処方する薬に効果が無いということを理解しているとしても、

「やはりなんとかしたい!」

という考えは捨てきれません。

ぼくはコレで解決できたので、このページを読んでもらえれば納得できるかと思います。

下まで読む必要はありませんので、面倒であれば下のリンク先のページだけでOKです。

■25年以上続く慢性鼻炎の悩みを解決できた物はコレ!

今は後鼻漏も含めて、外で痰を吐いたりすることは今はなく、鼻炎の薬も飲んでいません。

なんでそうなったのかを改めてまとめてみました。

アレルギーのバランスは乳酸菌にあり!

最近、アレルギーに特化した乳酸菌サプリというものがあります。

カルピスのアレルケアなどが代表例で、皮膚炎などのアレルギー体質を緩和させる効果があると言われています。

乳酸菌がなんでアレルギーに特化するのか不思議だと思いませんか?

仕組みとしては、アレルギー物質を攻撃するように指示するTh2細胞があまりにも多くなりすぎた体質のヒトはアレルギー体質になりやすいということがあり、

Th2細胞を一定数減らしてしまえばアレルギー体質が緩和される

ということがあります。

じつはぼくたちの体にいるアシドフィルス菌という乳酸菌も同じ役割をしてくれるんですね。

アシドフィルス菌はTh2細胞をアポトーシス(自然死)させる効果があります。ところがこのアシドフィルス菌は比較的弱いということもあり、食生活の乱れや生活習慣、年齢などにより徐々に減っていくということがあります。

ビフィズス菌も50代や60代になるとガクンと数を減らしてしまい、代わりにウェルシュ菌という悪玉菌が増殖してしまいます。

アシドフィルス菌もそういうもので、居場所を失うとビフィズス菌よりも簡単にいなくなってしまうんですね。

ただアシドフィルス菌は食材やヨーグルトには存在しないということもあり、人工的に添加されたもの、もしくはサプリメントなら補給できるようです。

各メーカーさんからいろんなサプリメントが販売されているので、こういった商品をいくつか試すと、自ずと鼻炎が改善していく、というわけです。

アレルギーと体の細胞についてわかったこと。

ぼくもそうだったのですが、アレルギー体質がひどかった時は風邪にひきやすく長引いたり、蓄膿症や鼻づまりが多かったことがあります。

これは同じような症状を抱えている方がいるのかと思いますが、いかがでしょうか?

それもそのはずで、先ほどお伝えしたTh2細胞とは逆に、Th1細胞というものがあります。

Th1細胞の役割は、ウィルスや病原菌専用の抗体を作って攻撃するという役割があります。

ところがTh2細胞が増殖するとTh1細胞は減少していくという特性があり、よくアレルギーの説明で、「Th1」と「Th2」細胞がシーソーで遊んでいるのような図が書かれていることがあります。

アレルギー体質は病原菌やウィルスにも弱くなることもある。

これは、1990年前後のアレルギーに関するどの書類を読んでも今とは変わらない説明なので、「Th1」と「Th2」のバランスが重要だということが納得できますね。

種類はアシドフィルス菌だけでは無かった!

各メーカーさんからいろんなサプリメントが販売されていますが、アシドフィルス菌は動物性乳酸菌という種類に該当します。

動物性乳酸菌はぼくたちの体を住処にする乳酸菌なのですが、体が弱くヒトの口から入ると、マクロファージのような免疫細胞や、胃酸などに徹底的にやられてボロボロになってしまうということがあります。

中には酸素が苦手という困ったヤツもいるようですね。

これとは逆に植物性乳酸菌という種類があります。

動物性乳酸菌に比べて生命力が強い乳酸菌です。

つまり、アシドフィルス菌と同じようにアレルギー系を調整できて、なおかつ生命力が強い、こんな乳酸菌サプリを探した結果、こんなサプリに出会うことができました。

→25年以上続いた慢性鼻炎を体内から整えてくれた乳酸菌サプリメントはコレ!!

30種類以上いろんなサプリメントを試した結果、ようやく答えにたどりつきました。

是非一度お試しください。

どうぞよしなに。

鼻炎は治すことができないものもある?

鼻炎を治すには、耳鼻咽喉科で薬をもらって治ることもありますが、治らずダラダラと続くこともあります。

一般的に慢性鼻炎と呼ばれ、慢性アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、慢性肥厚性鼻炎、血管運動性鼻炎、後鼻漏と、これらすべて慢性鼻炎の1つと言われています。

この内、薬で治療できるものは蓄膿症だけで、他は薬で症状を緩和できるものの、治すには至りません。

なぜそうなのかをまとめてみました。

薬で鼻炎を治すことができるものは蓄膿症だけ!

まずアレルギーという体質は、一度なってしまうと元に戻せません。

例外として成長期のこどもはアレルギーが変化していく「アレルギーマーチ」というものがあり、場合によっては大人になるにつれて無くなってしまうこともありますが、たいていの方は一生付き合っていくことになる、疫病神みたいなものになります。

過去に花粉症の特効薬を探し、漢方薬や抗生物質の種類、食べ物などとにかくあらゆるものを探しましたが、アレルギーの薬はなく、唯一の治療方法は抗ヒスタミン薬などで症状を緩和させて季節がすぎるのを待つしかないというものでした。

症状が緩和できるけど、特効薬が存在しない。対処療法薬だけ。

これが現在のアレルギー性鼻炎の治療方法になります。

次に慢性肥厚性鼻炎。

アレルギーや蓄膿症の症状がひどくなったり、ナファゾリンのような成分を含む血管収縮剤を連続して使用すると、肥厚性鼻炎となり、息苦しい強い鼻づまりに変化します。

初期症状は、ステロイド点鼻薬で緩和し、治すこともできるようですが、あまりにも酷くなると、元にもどせなくなり、いつまでも息苦しい毎日を過ごすようになります。

ただアレルギー性鼻炎とはちがい、手術で穴を開放してやるという方法があるので、絶対に治らないというわけでもありません。

そして血管運動性鼻炎。

ある一定のルールにより、なんで鼻炎になっているのかが分からない場合は「血管運動性鼻炎」と診断しても良いということになっています。

もし、

「なんで鼻炎なのか分からない。」

と医師に言われたら、たいていのヒトは怒って帰るのかもしれませんが、それだけ鼻炎はまだまだ謎が多い病気なんですね。

とはいえ、血管運動性鼻炎は鼻の奥にある自律神経の1つ、後鼻神経という副交感神経を切断してやると治ると言われています。

この手術は50年以上も前からあった手術なのですが、神経を切ってしまったがために、涙が出なくなりドライアイに苦しむヒトが増えてしまったのだとか。

そのため、手術自体は衰退していたのですが、鼻のクリニック東京とサージセンターでは、涙分泌障害にならない新しい後鼻神経切断手術を開発し、現在に至ります。

神経を切ってしまうので普通に考えれば障害が残って当たり前ですが、時がたてば非常識も常識に変わるものなんですね。

ちなみに、血管運動性鼻炎に薬はほとんど効かないのですが、ステロイド点鼻薬が唯一症状を緩和させる力があることと、抗ヒスタミン薬に含まれている抗コリン成分が症状を緩和させることができるそうです。

抗コリン剤は長期間服用するとアルツハイマーや幻覚作用を引き起こすこともある成分なので大変危険であり、規定以上の抗ヒスタミン薬を飲んだりしないようにしてくださいね。

最後に後鼻漏

後鼻漏はノドに痰がおりてへばりつく不快な症状のことを言います。

アレルギー性鼻炎や蓄膿症など、鼻水がよくでる症状が緩和されると改善されることもあります。

事実、ぼくはアレルギー性鼻炎もちで、ハウスダストと花粉に反応するため、空気洗浄機を寝る部屋に設置したところ、朝起きた時の痰を外に出したい不快感が無くなりました。

その後、アレルギー系をどうしたら良いのかを調べ、現在は鼻炎の薬は使っていないのですが、後鼻漏には医学的な根拠に基いて治った事例がなく、

「とりあえず、抗ヒスタミン薬と点鼻薬、後は抗菌薬を処方しておくか。カルボシステインも忘れちゃいかんな。」

という感じで薬を処方されるのが大半かと思います。

空気洗浄機がない病院で空気洗浄機の話をしても、

「たしかにそういう事もあるかもしれないね。」

程度でまともに聞いてもらえなかったこともあったので、今後も薬物療法と診察後のネブライザーは定番になるでしょう。

後鼻漏で鼻水がノドにおりる不快感は、なにかしらの合併症(アレルギー性鼻炎や蓄膿症など)を抱えている可能性の方が高いかもしれません。

薬を飲めば必ず治るはまず無いと思ってください。

では、蓄膿症は治るのか?

最初にも書きましたが、蓄膿症の原因は細菌やウィルスによるものです。

発熱が無ければほぼ細菌系であり、抗菌薬をうまく使うことが重要になります。

過去に鼻うがいのやり過ぎで巨大な鼻茸を作ってしまい、右前頭洞に鈍く重い痛みが毎日発生するようになりました。

初診でレントゲンも撮影したところ、

「あっ蓄膿症だね。強い抗菌薬を一週間だしておくから次の土曜日にまたきてね。」

と言われました。

ところが、右前頭洞の白いモヤは中々とれず、1週間、2週間、1ヶ月と経過、2ヶ月経っても症状が改善しませんでした。

違う耳鼻咽喉科に変更して、症状が改善しないことを訴えたところ、

「見たところ、細菌の確認はできなかったよ。内視鏡入れてみるね。」

そうすると鼻腔の1番奥で、大きなエノキみたいなポリープがピロピロと顔を出していました。

「・・・これ手術した方がいいかもね。とりあえずお薬手帳に書かれていなかった強い抗菌薬をだしておくから、それでも症状が改善しなければ紹介状を書くよ。」

こうしてぼくは、鼻茸切除手術することになったのですが、医師曰く、「細菌の確認はできなかった。」ということがあります。

鼻に細菌が発生し、白血球が駆逐をはじめ回りを膿だらけにしてしまう、膿が膨れ上がり副鼻腔を圧迫するため、強烈な痛みを発生させる。

蓄膿症の症状が無くなっても、それが原因でできてしまった鼻茸や腫れまではおさえることはできないんでしょうね。

抗菌成分を含んだ漢方もありますが、抗生物質の方が強力なので、蓄膿症に早くきづいたら早めに薬を飲んだ方が改善できるというわけです。

鼻炎を改善したいがどうしたら良いのか?

鼻炎を細かくわけると、アレルギー性鼻炎、蓄膿症(副鼻腔炎)の2つになります。

他にも肥厚性鼻炎とか血管運動性鼻炎などがありますが、肥厚性鼻炎は鼻づまりことでアレルギー性鼻炎と蓄膿症のどちらかが和らげば症状が改善しますし、血管運動性鼻炎は判断できない鼻炎のことを言いますので、まずは症状がよくわかるアレルギー性鼻炎と蓄膿症について考えてみましょうか。

鼻炎はアレルギーか?蓄膿症か?

さきほどももうしあげとおり、鼻炎にはアレルギー性か蓄膿症に分類されます。

この症状がひどくなると、鼻づまり(肥厚性鼻炎)を起こしたり、鼻茸を作ってしまうことがあります。

中でもノドに痰がへばりつく症状、後鼻漏はやっかいなもので、原因と解決策が分からずに苦労される方が多いようですね。

ぼくも若い頃は道端に痰を吐き続けていた経験があったので、気持ちがよくわかりますし、回りから白い目で見られていたときには既に時遅しで、大切にしていた交友関係などを失ってしまったこともありました。

鼻水はいつまでもダラダラと流れますし、症状が苦しいので、この気持をだれか理解してくれるのか、と思っても、

「痰汚い!吐かなければいいだろう?」

の一言で終わるでしょう。

「後鼻漏は上咽頭炎が原因だ」としきりに言う専門家は多く、そのためBスポット療法というものもあります。
(ガーゼに薬品を湿らせて、後鼻漏があると思われる患部(上咽頭)に直接つける。)

でもBスポット療法はかなり痛い上、何度も病院に足を運び、それでも止めると症状が再発するという面倒なことになります。

ただ、後鼻漏もアレルギー性鼻炎か蓄膿症が治れば症状が改善することもあります。

ぼくもその1人でして、ぼくの場合はアレルギー性鼻炎がひどく、ハウスダストや排気ガス、花粉症にも関連していたので、空気洗浄機を寝る部屋に設置したら朝起きた時の痰を吐くという行為が無くなりました。

もちろんこれは1つの例なので、だれもが当てはまるのかというと、そうではありません。

それに、アレルギー性鼻炎は外に出れば、ひとたまりもないので、問題はそのあたりでしょうね。

鼻炎にも理由がある。

大抵、鼻水が出ることは悪いこと、つまり病気だという認識が高いですが、鼻水には重要な役割があります。

それは、鼻をすり抜ける空気に湿気を与えることで、ノドの乾きを最小限にするということがあります。

これは実際にやってみてわかることなのですが、鼻うがいをやると爽快に空気が通りぬけることがわかります。
(当方、鼻うがいは勧めていません。)

ところが、しばらく鼻で呼吸すると、ノドが乾くようになり、咳が止まらないということは無かったですか?

ぼくは初めて鼻うがいをした時に、とてつもなく鼻がスッキリした代わりにノドが乾くようになりました。

とくに大きく深呼吸を繰り返すと、乾きがハンパじゃありません。

このことからも、鼻水は意味があって存在することが分かりました。

問題は、ノドにおりるあの不快感ですね。

鼻水は1日に約1リットルぐらい、絶えまなく流れ続けています。

ところが、しょっちゅうティッシュペーパー片手にビービーと鼻をかんでいるヒトは、

「どこか調子が悪いのかな?」

と思ってしまうのではないのでしょうか?

じゃあ健康なヒトの鼻水はどこに行ってしまうのか?

そう、のどにおりるんですね。

でも、あの不快感が耐えられない。なんでノドにへばりつくような感じになるのか?

それにも理由があるからなんです。

ノドにへばりつく不快感は白血球の死骸などです。

鼻水には水のようなものから、ドロドロ、ネバネバ、色は透明、白、黄色、黄緑と変化します。

風邪やインフルエンザの時に鼻をビービーかむと、カスタードクリームのように黄色い鼻水がべっとり出てきます。

この鼻水がノドにへばりつく。

これが不快感の正体ということですね。

熱が下がって風邪やインフルエンザが無くなっても、例外として細菌がウジャウジャいれば、同じく黄色。

なおかつ、

「鼻水を外にだす必要はない、いつも通りノドから胃におくってしまえばいいじゃん!」

アレルギー性鼻炎もヒドければネバネバな鼻水。

「鼻水を外にだす必要はない、いつも通りノドから胃におくってしまえばいいじゃん!」

どういうことか、もうお分かりかと思いますが、鼻水がノドにおりてしまうのは、体がそこまでひどいものを流し込んでいるという感覚がないからなんですね。

とりあえず、後鼻漏がひどく、アレルギー性鼻炎の症状もあるのであれば、空気洗浄機で症状が和らいだのもうなづけるのかと思います。

ゴミ、アレルゲン、カビ、排気ガス、花粉、病原菌と、目に見えなくても以外と面倒なものはたくさんあります。

もし空気洗浄機1つでなんとかなれば、それはそれで安いものなのでは?と思いますがいかがでしょうか?

蓄膿症で微熱がある場合は?

鼻水が黄色、もしくは緑、そして微熱がある時は、鼻風邪の可能性が高いですね。

鼻風邪は通常の風邪やインフルエンザに比べて軽度の症状ですが、

1週間から2週間ぐらいだらだらと続く可能性が高いという特徴があります。

1~2日程度で治るならまだしも、長く続くのであれば早く治したい。

これは僕自身も何回か経験したことなので、どうしたら良いのかをまとめてみました。

基本的にウィルスによるものです!

よくインフルエンザと風邪とのくくりで別れていますが、どちらもウィルスによって引き起こされる病気になります。

ただ種類が違うこと、症状が違うことなどから分けられているんですね。

インフルエンザはインフルエンザウィルスによって引き起こされる病気なのでインフルエンザと言いますが、
風邪の場合は「RSウイルス」、「ライノウイルス」、「アデノウイルス」などその種類は多く、特定するのが難しいうえ、検査するにも10万円ぐらいかかるとも言われています。

毎度のことながら病院にて質問してみました。

自「風邪って病原菌のことですか?」
医「いいえ、風邪もインフルエンザもウィルスによって引き起こされます。というよりも病原菌の場合もあるのかもしれませんが9割以上ありえないでしょうね。」
自「先生、自分の症状ってどんなウィルスなのか調べることってできるんですかね?」
医「1種類ならRSウィルスで3000円程度、アデノウイルスもそれぐらい、便検査、ノドや鼻水から体液をとるようなヤツです。」
医「ただそれでも分からない場合、費用がかさみ、トータルで結構な金額はいくかなって思います。10万円は行き過ぎかもしれませんが、それぐらい見積もれば大抵のウィルスはわかるかと思いますね。」

医「それよりも風邪薬1つで緩和されますから、検査うけずに抗生物質で充分じゃないかと思いますよ。」

基本的に安静して薬で治す。

これはどこでもきく定番の解決方法なのですが、1番いいってことなのでしょうか?

ウィルスには抗菌薬が効かない!

さきほども申し上げた通り、風邪はウィルスなので抗菌薬は効きません。

よく黄色い鼻水がひどい場合は、細菌がジャマしているからって僕もこのサイトで何度も書いているのですが、それは発熱と関係があります。

ぼくたちの体はジャマなものが体内に入ると発熱を起こし、殺そうとしてくれます。

これは熱に弱いウィルスに効果があり、大抵体内にウィルスが入るとこの動作になります。

体はウィルスの種類によって発熱の体温が変化します。
温度が高すぎると今度は体の機能が停止したり、勉強や仕事もできなくなってしまいます。
大昔でしたらエモノがとれなくなるので一大事でしたね。

微熱がダラダラ続くのはそういうことであり、いずれ治ること前提で体は機能しているということです。

まとめ

体が発熱していて鼻水が黄色だったり蓄膿症が長引くときは、鼻風邪と判断していいでしょうね。

薬をしっかりと飲み安静にして、熱が下がって1ヶ月ぐらい経過しても黄色い鼻水の場合は、細菌にも侵されている可能性があるので、耳鼻咽喉科で抗菌薬を処方してもらうといいですね。

ちなみに、鼻風邪、喉風邪、風邪といろんな言い方をしますが、基本的にぜんぶまとめて「風邪」という言い方で間違いないです。

他の言い方では、普通感冒(風邪全般のこと)、感染感冒(インフルエンザのこと)に分けられます。

慢性鼻炎のチェック方法は?

慢性鼻炎でどんな症状か調べるには病院にいけばはっきりします。

レントゲン、CT、ige抗体検査、鼻汁好酸球検査など、器具はそれなりにそろっているので、ご自分で決して判断せずに病院でまず診察してもらうことが大切です。

検査の結果、薬で治らないこともある?

残念なことですが、慢性鼻炎のすべてが薬で治るとは限りません。

まず現在流通している抗生物質と点鼻薬は、対処療法薬であり、効果が無くなれば再発してしまうことがあります。

手術した後、鼻の粘膜が弱っているので、完全に元にもどるまでは対処療法薬で対処することも大切なのですが、元からアレルギー性鼻炎が治らない、慢性的な蓄膿症(慢性副鼻腔炎)の場合は薬では治らないものだと思ってください。

薬では完治できないが、他の方法もある!

「いきなり効果がない。」と言われ、落胆される方もいらっしゃるのかと思いますが、治療はともかく症状を緩和させる方法もあります。

たとえばアレルギーは乳酸菌の力を使うと緩和されることがあり、花粉症にヨーグルトという話もあります。

乳酸菌といえども特定の種類だけがアレルギーを緩和させる力があり、それはメーカーさんにもよりますが、いろんな種類があります。

僕の場合はこちらを試してみました。→コチラ。

ぼくはこれを使ったおかげで薬を使わなくなったため、是非試していただきたいと思います。

検査の結果、対策を考えることも大切!

血液検査(ige抗体検査)は、3000~5000円程度でどんなアレルゲンに反応するのかを簡単に調べることができます。

近くの耳鼻咽喉科で調べることもできますが、処方する薬に変化がないためか、あえて勧める医師は今のところ「0」ですね。

アレルゲンが特定できれば、前もって抗ヒスタミン薬を服用するか、空気洗浄機を設置して、花粉やハウスダストがない空間を作ったりなど対策することもできます。

ご自分がアレルギー体質であれば、まずは検査してくださいね。

ちなみに、鼻水に「鼻汁好酸球」という白血球がウジャウジャいると、確実にアレルギー体質ということがわかります。

自分が検査した覚えがなくても主治医が、

「アレルギー持ちだね。」

ということがわかってしまいます。

とりあえず病院の検査!

やはり病院にはレントゲンをはじめ、個人では所有できない検査器具をもっています。

なんで鼻水が止まらないのか、なんで鼻づまりなのか、どんなアレルギーがダメなのか、調べるにはいくら必要?と、つっこんでたずねてやった方がいいですね。

「薬をもらって早く治す。」という考え方は鼻炎の場合はないものだと思った方がいいでしょうね。

自分がどんな症状なのかを把握して、なるべく避けるように行動した方が治りは早くなります。

薬ではなく、いかにして鼻炎の原因を避けて通るのかが重要でしょう。

慢性鼻炎の原因と治らない場合は?

慢性鼻炎にも色々種類がありますが、鼻の構造的に慢性鼻炎(慢性肥厚性鼻炎)になっているのか、自律神経の乱れ(血管運動性鼻炎)によるものか、アレルギーか、蓄膿症に分かれます。

大きくわけて4つあり、後鼻漏に関して言いますと、アレルギー、蓄膿症、自律神経が改善すると治ることもあります。

まず、鼻の穴が曲がっている、もしくは腫れ物が空気の通り道を塞ぐといった、鼻中隔湾曲症と肥厚性鼻炎の場合は手術をしない限り治りません。

急性的な肥厚性鼻炎(風邪、アレルギーなどの花粉症)はステロイド点鼻薬を適量噴射してやれば改善することがあります。

しかし、薬を使っても治らない場合は手術になりますね。

ちなみに鼻茸も該当します。

強い鼻づまりはどうしたら?

鼻づまりで息苦しく感じた場合、市販の血管収縮剤(ナファゾリンなど)を含んだ点鼻薬で改善することがあります。

ナファゾリンは数十秒から1分以内に効果があらわれるので、すぐ分かるかと思いますが、連続使用は強い鼻づまりを起こしてしまうので病院でステロイド点鼻薬を処方してもらいましょう。

病院では最初の3ヶ月ぐらいはステロイド点鼻薬と抗ヒスタミン薬(フェキソフェナジンなど)、他にムコダインのような痰拠出系の薬などが処方されます。

1~2週間ぐらいの間隔で定期的な診察と薬の処方が行われますが、それでも改善しない場合は診断書を書いてもらい、手術を検討した方がいいかもしれませんね。

もっともレントゲンを撮影した時や内視鏡カメラで確認した時に、明らかに鼻腔を塞いでいるのが分かる場合は、高い確率で薬での治療は難しいと思った方がいいかもしれません。

アレルギーや蓄膿症でもないのに、鼻水やくしゃみ、後鼻漏に悩まされるが?

たまに「理由がわからないのに鼻水がたれて困る、くしゃみが止まらない、のどに痰がおりて苦しい。」などの症状に悩まされる方がいます。

耳鼻咽喉科の間では、「血管運動性鼻炎」という病名がつけられており、明確な改善方法がないとされています。

最近では鼻の奥の自律神経を切断してしまえば、八割ぐらいは改善するとも言われ、鼻のクリニック東京かサージセンターなどで手術ができます。

一般的な病院でも、わずかながらステロイド点鼻薬が効果ありともされ、他にも抗ヒスタミン薬が効果ありともされています。
(血管運動性鼻炎に抗ヒスタミン成分が効くのではなく、抗ヒスタミン薬に含まれている抗コリン剤や抗アレルギー剤が作用していると考えられます)

鼻炎薬の中で1つの薬として流通しているわけではありませんが、抗コリン剤というものがあります。

抗コリン剤は、副交感神経の力を遮断する効果があり、寝起きに透明な鼻水が止まらないなどに効果を発揮します。

他にも胃痛、酔い止め(乗り物系)などにももちいられていますが、使いすぎると認知症のリスクが高まったり(3年間服用で1.5倍ぐらい)、けいれん、幻覚、せん妄など、あらゆる副作用を起こすとも言われています。

唯一、血管運動性鼻炎に効果がある成分ではありますが、強すぎて体を壊してしまうので流通していないのでしょうね。

ちなみに、抗コリン剤は市販薬などの成分表に「ベラドンナ総アルカロイド」などと書かれていればわずかながら含まれています。

蓄膿症が治らないが?

抗菌薬を服用しても、また同じ場所に鼻水が溜まり、痛むことがあります。

「慢性副鼻腔炎」とも言われ、治すには相当苦労するのかと思います。

原因は年齢とともに鼻腔の構造が変化し、鼻水が溜まりやすい形になっているため、どんなに鼻水を吸い出してもまた同じ場所に溜まってしまいます。

この症状も手術で副鼻腔と鼻をつなぐ「自然口」という箇所をガブガブと広く開けてやると、空気が通りやすくなり、蓄膿症が治ることがあります。

しかし、汚い空気で生活したり、アレルギーもちで対策をまったくしないなどを繰り返すと、自然口はまた閉じてしまい、蓄膿症になりやすくなってしまいます。

そのため、自然口を開ける手術をする時に、「再発する恐れもある」という同意書にサインすることになりますね。

とりあえず細菌系ならば抗菌薬を服用していけば改善していきますので、それ以外ならば鼻の形に支障があるものと思い、CTやレントゲン、内視鏡などでしっかり診察してもらいましょう。

花粉症などのアレルギー性鼻炎が治らない。

唯一、手術ではどうにもならないのがアレルギー性鼻炎になります。

元々、鼻汁好酸球が多く、血管運動性鼻炎が考えられない場合はアレルギー性鼻炎系の薬が処方されますので、自分の症状が両方あるとするのならアレルギーなのか、自律神経なのかはわかりづらいものがあります。

アレルギーは、体にある細胞たちが「毒だ」と決めつけた場合に起こります。

食物アレルギーを抱えているヒトがいれば、抱えていないヒトもいる。
花粉症に悩まされるヒトもいれば、悩んでいないヒトもいる。

これらすべて細胞たちが勝手に毒だと認定した場合に発症してしまいます。

アレルギーは昔からある病気のようですが、江戸時代は「はやり病」とおおまかなくくりで片付けていたことや、「スギを植えたからスギ花粉で苦しんでいる説」や、元々アレルギーという病気が認められたのも戦後からなので、はっきりしたことがよくわかっていません。

ただ、体の異変が起きた時にアレルギーになりやすいということもあるため、そのカギとなるのが細胞たちの数のバランスを抑制してやることで改善することもあります。

詳しくはコチラ。

ぼくはこれで治すことができました。

もしよかったら試してみてくださいね。

慢性鼻炎はチクナインで治るのか?

小林製薬で販売されている薬にチクナインというものがあります。

蓄膿症(副鼻腔炎)に効果があるという薬で、もとは漢方薬であるものをチクナインとして販売しています。

漢方薬はいろんな生薬を配合することで名前が変わってきます。

辛夷清肺湯。

これがチクナインの元の名前になります。

チクナインの生薬について

チクナインは、石膏、麦門冬、黄芩、山梔子、知母、百合、辛夷、枇杷葉、升麻の9種類の生薬によって成り立っています。

その中でも「辛夷」という生薬は、炎症、鼻炎、蓄膿症に効果が高いとされており、他にも葛根湯加川キュウ辛夷というものがありますが、葛根湯加川キュウ辛夷に配合されている「麻黄」という生薬は、ドーピング検査にひっかる成分であり、スポーツ選手の間では禁止されています。

麻黄の成分であるエフェドリンは、市販の風邪薬にも配合されているため、スポーツ選手の間では試合前に風邪薬を飲んではいけないという話は有名かと思いますが、いかがでしょうか?

辛夷が配合されている漢方は、この2つぐらいなもので、漢方を処方する病院の場合は、どちらかを選択するのかと思います。

患者さんに麻黄が処方できない場合は、必然的に辛夷清肺湯になるというわけなんですね。

ただ漢方薬は生薬の種類が多すぎると個々の生薬の効果が薄まるため、「治らなかった。」ということが起きます。

逆に生薬の種類が少なければ、効果が強くなる反面、副作用が起きやすくなると言われています。

どちらが正しいとは言い切れませんが、チクナイン(辛夷清肺湯)を試してみてダメならば、他の漢方薬を試す、もしくは自分用にブレンドしてもらうと考えたほうが妥当でしょう。

とりあえず、「チクナインを試しても効果が無かった。」「でも悪い噂はない。」「他の風邪薬と併用できることもある。」というのは納得できるのかと思います。

蓄膿症に効果がある漢方薬には他にどんなものがあるのか?

漢方薬には抗菌作用があると言われています。

具体的な生薬をあげますと、蒼朮(ソウジュツ)、黄連(オウレン)、牡丹皮(ボタンピ)、金銀花(キンギンカ)など30種類ほどの生薬に抗菌作用があることが確認されています。

つまり、こういった生薬を使って漢方薬を作れば、蓄膿症に有効な抗菌薬も作れそうな気がするのですが、元々漢方には抗菌の概念が無いので、抗菌作用はあるけど商品化に至っていないというのが現状のようです。

もっとも、辛夷清肺湯もそうなのですが、抗菌薬と一緒に服用できることもあるので、あえて漢方で抗菌する必要がないのかもしれませんね。

ただ、鼻炎の薬というとどうしても対処療法薬しか存在せず、蓄膿症も抗菌薬以外は服用を止めると再発することもあります。

そういう意味では、処方薬の1つとして、漢方薬に注目が集まっていますので、蓄膿症の場合には辛夷清肺湯(チクナイン)以外にどんな漢方薬があるのかをまとめてみました。

・葛根湯加川キュウ辛夷
強い蓄膿症や鼻づまりを緩和させる力がある。当方も試しており、辛夷清肺湯(チクナイン)よりもこちらをお勧めしたい。
ただし、麻黄(エフェドリン)が配合されているので、使う場合には薬剤師に聞いてからの方が望ましい。

・荊芥連翹湯
辛夷清肺湯と同等の効果がある漢方薬。当方は試していないが、体を冷やす効果があるので冷え性に悩むヒトは避けたほうがいい。
扁桃炎や鼻腔の炎症がひどい方に使うと効果が高いと言われている。

・麻黄附子細辛湯
生薬が少ないため、即効性が高く、風邪のひきはじめに飲むと治りが早い。体温を上昇させる効果あるため、女性や高齢者に処方するケースが高い。ただし、麻黄(エフェドリン)が配合されているので、使う場合には薬剤師に聞いてからの方が望ましい。

注意すべきことは麻黄(エフェドリン)が入っていると、人によっては使ってはいけないということです。

エフェドリンはドーピング検査にひっかかる成分ですが、一般の方でも交感神経を刺激して心臓や血管に負担をかけてしまうことがあります。

心臓病、高血圧、脳卒中など、循環器系の病気を持つ方は避けたほうが無難でしょう。

まとめ

チクナインに効果があるのかどうかは、個人差もあるので使ってみないと分かりませんが、もし他の薬を試すなら、漢方にこだわる必要はないかと思います。

漢方はヒトの体質に合わせて処方する薬なので、場合によっては毒に変わることもあります。

たとえば、牡丹皮(ボタンピ)という生薬には早産、流産の可能性が高くなるため、妊婦の方にはお勧めできません。

麻黄も循環器系の病気がある人には不向きですし、女性と男性では体温に差がありますので、使う生薬が全然違います。

もし漢方薬を試すのであれば、漢方に詳しい薬剤師と話すことをお勧めします。

慢性鼻炎に点鼻薬は有効か?

慢性鼻炎になると、点鼻薬の効果はほぼ無いと考えてもいいでしょう。

今まで数多くの点鼻薬を試されて、それで新しい点鼻薬をお探しだとしたら、点鼻薬は気休めでしかありません。

まずは、どんな点鼻薬であったとしてもステロイド点鼻薬しかお勧めできません。

いろんな理由を含めまして、慢性鼻炎と点鼻薬の関係をまとめてみました。

市販薬はコンタックの鼻炎スプレーが有効!

市販薬の鼻炎スプレーの特徴として、ほぼ必ず血管収縮剤というものが添加されています。

この血管収縮剤は、ひどい鼻づまりを無くし、鼻腔の空気の通り道を確保してくれるという、優れた効果があります。

ところが、なんども使いすぎると、腫れがバネのように元に戻ってしまい、その後、血管収縮剤でなんとかしようとしても治らなくなってしまいます。

たいてい困り果てて耳鼻咽喉科に相談すると、ほぼ確実に、

「それは君が悪いよ!すぐに血管収縮剤を止めて、ステロイド点鼻薬にしなさい!」

と怒られます。

ですので、血管収縮剤が入った点鼻薬は充分に気をつけてくださいね。

成分表に、ナファゾリン、テトラヒドロゾリン、という「ゾリン」と書かれたもの確実に血管収縮剤になります。

それ以外にもあるようですが、とくにこの成分には注意してください。

他にどんなものがあるの?

病院ではほぼ確実にステロイド点鼻薬が処方されます。

アラミスト、ナゾネックなどが主流かと思いますが、今後も副作用が少ないステロイド点鼻薬は耳鼻咽喉科で処方される点鼻薬として王道になるでしょう。

変わりものですが、「ザジテンAL鼻炎スプレー」というものは血管収縮剤が使われていません。

ステロイドに関しても記載がないので、おそらく入っていないのかと思いますが、個人的にはそこまでの効果が無かったような気がします。

ただ、他の点鼻薬に比べて少々高いので、効果があるのか?と思い試したのですが、2週間ぐらい使って、結局、耳鼻咽喉科でステロイド点鼻薬をもらってきた記憶があります。

もちろん、体質もありますから、機会があれば試してみてくださいね。

点鼻薬では治らない!?

点鼻薬で症状が緩和されるものの、再発したというケースはよくあります。

ぼくも長年ステロイド点鼻薬を使っていて、医師から、

「あまり薬漬けもよくないから、少し薬をお休みしましょうか?」

と言われたこともありました。

結局、再発してしまい、どうしたら良いのか困ったところ、鼻うがいで症状が緩和されたこともありました。

その後、鼻うがいにはまり、このサイトでも鼻うがいを積極的に勧めていましたが、前頭洞に巨大な鼻茸を作ってしまい、手術後鼻うがいも止めました。

それからまた悩み、新型の空気洗浄機を購入し現在に至ります。

なんでステロイド点鼻薬ではダメなのか?と言いますと、基本的に鼻は異物が入ってきたら、鼻水やくしゃみで外に出そうと生理現象が働きます。

ステロイド点鼻薬はそれをおさえる対処療法薬でしかありません。
(血管収縮剤を含めて、他の点鼻薬も対処療法薬になります。)

鼻にステロイド点鼻薬を噴射しても、時間が経過すると効果が薄くなり、とにかくゴミを外へ外へと出そうとします。

鼻からゴミを出す生理現象は当たり前のことですから、その行為を薬で押さえ込むよりも、鼻うがいで洗い流すことも1つの答えかと思います。

ただ鼻うがいは、鼻に水(生理食塩水)を入れるので、間違って水が逆流すると、耳に入って中耳炎になったり、ぼくのように副鼻腔に入って鼻茸を作ってしまったり、これはあるのかどうか分かりませんが、気管支炎になることも考えられます。

ですから、よく鼻をかみ、その後は空気中のゴミが少ない場所を作ってやって鼻を休ませてやることが大切なのです。

そのために空気洗浄機が大事なんですね。

最終的には薬を止めること。

アレルギーは年々増加傾向にあるため、今後も花粉症やハウスダストによるアレルギー性鼻炎に悩む方が増えていくかと思います。

ぼくたちの体は、病原菌や異物が入り込むと攻撃をするという仕組みがあり、これらの細胞のおかげで体を健康に保ってくれるということがあります。

ところが病原菌よりも異物(アレルギーのこと)に感じやすい体質になっており、風邪になりやすく花粉症にもなりやすい体質に変化してしまっているんですね。

25年以上続く慢性鼻炎の悩みを解決できたものはぼくにしてみたら大きなものでした。

一度、アレルギーになってしまった抗体を取り除くことは不可能ですが、激しいくしゃみや鼻水、鼻づまりを考えるとするのなら、今後大きな力になるのかと思います。

詳しくはコチラ

慢性鼻炎は市販薬で効果があるのか?

慢性鼻炎全般(アレルギー性鼻炎、蓄膿症、鼻茸、血管運動性鼻炎など)に言えることですが、現段階では確実に治療できる薬はほぼないと考えていいでしょうね。

その中でももっとも効果が高い薬になりますと、ステロイド点鼻薬になりますが、ドラッグストアや薬局では販売されていません。

ステロイド点鼻薬は、副作用が少ないので病院で処方される薬の中では定番中の定番の点鼻薬ですが、市販薬になるとその数はかなり少なくなります。

中でもコンタックの鼻炎スプレーは市販薬の中で唯一のステロイド点鼻薬になります。

時代が代われば新しいステロイド点鼻薬もでてくるかと思いますが、現在アマゾンでも手軽に手にはいるステロイド点鼻薬は「コンタックの鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>」だけになります。

他のナザール、アルガード、ザジデンなどありますが、迷わず「コンタックの鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>」これを選んでくださいね。

ちなみに、ナザールやアルガードには血管収縮剤という成分が配合されており、使いすぎると鼻の奥が腫れ上がり、空気の通り道を塞いでしまうという性質があります。

即効性が高いので、血管収縮剤が入った鼻炎スプレーを使うヒトが多いのですが、点鼻薬で腫れ上がった鼻づまりは簡単には元に戻らないので、最悪の場合は手術で治すということもありえます。

ですので、「コンタックの鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>」しかないというのは、そういうことなのです。

ちなみにザジデンには血管収縮剤が使われていないようですが、ステロイド成分ではないようですね。

コンタックの鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>ってそんなに良いのか?

「コンタック鼻炎スプレー」と何度も書いていますが、この成分にはベクロメタゾンプロピオン酸エステルという成分が使われています。

この成分は昔あった処方薬の1つである点鼻薬アルロイヤーと同じ成分となります。

本来、病院に行かないと手に入らない鼻炎の薬がこうして身近に手に入るからすごいですね。

細菌の処方薬は、アラミストやナゾネックなどが主流なようですが、基本的になにを使っても同じ薬になります。

ただステロイド点鼻薬を使っていてわかるのかと思いますが、他の点鼻薬に比べて効果が弱いということがあります。

市販の点鼻薬にはたいてい血管収縮剤が使われており、鼻づまりを即効で治す力がありますが、
ステロイド点鼻薬は一週間ぐらい連続して使わないと効果が得られないということがあります。

そんなに効果が遅いのに、なぜステロイド点鼻薬の方がいいのかというと、ステロイド点鼻薬には副作用が少ない、薬剤性肥厚性鼻炎(治りにくい鼻づまり)になりにくいということがあります。

また、ステロイド点鼻薬には、治りにくい血管運動性鼻炎にも効果があるとも言われ、これを試しても鼻炎が治らないようであれば、医師に相談しても治療が難しいと考えてもいいでしょうね。

なんで<季節性アレルギー専用>なのか?

花粉症は季節的なものがありますので、そういうニーズに答えるために季節性アレルギー専用として売っているのかもしれません。

ですが、アルロイヤーを処方された時は、春夏秋冬変わらず処方されたことがあったので、季節性と限定しなくても大丈夫でしょう。

どのみち点鼻薬に関してはコンタック鼻炎スプレー以外、勧めるものがありませんので、まずこちらを試してみてくださいね。

他にどんな薬があるの?

漢方薬ではチクナインがあります。

蓄膿症がひどい時に、薬剤師さんから勧められた市販薬ですが、効果は大したものではなかったですね。

蓄膿症の痛みはハンパじゃありませんから、抗菌薬をしっかり服用し、ロキソニンを飲んだ方がいいでしょうね。

痛み止めのロキソニンは身近に手に入るので常備カバンなどに入れておき、蓄膿症でどうしても痛い時は、早めに飲んでおいた方が良いでしょう。

他にもイブクイックも同様の効果が得られます。

ちなみに、耳鼻咽喉科の医師に直接きいたのですが、

「処方薬でしか手に入らないカロナールという薬がありますが、これってロキソニンより効果が高いんですか?」

ときいたら、

「どっちもどっちじゃないかな?好みの問題だと思うよ。どっちにする?」

という感じでしたので、痛み止めはこの辺りを選んでおけば間違いありません。

ただ、服用し過ぎると、胃の粘膜を荒らすので、食欲不振に陥ることがあります。

鼻炎の痛み止めが処方されると、ほぼ必ず「レパミド錠」という胃の粘膜を保護する胃腸薬も処方されます。

ロキソニンを飲んでいて、食欲不振に陥った場合は、薬の副作用がきていますので注意してくださいね。