鼻炎にべにふうき茶はなぜ有効なのか?

べにふうき茶は、静岡県で積極的に栽培されている茶葉であり、とくにアレルギー性鼻炎に特化した製品で、今では花粉症=べにふうき茶と言われるほどメジャーな民間療法になっています。

たしかにべにふうき茶は民間療法の1つなのですが、じつは医学的な根拠や臨床試験によって生み出された茶葉とも言われています。

べにふうき茶が本当に医学的な根拠に基づいた商品なのか、これについてまとめてみました。

べにふうき茶はアレルギー性鼻炎に特化した茶葉である

花粉症に有効な茶葉として、べにふうき茶という名前を聞いたヒトはいるのかと思いますが、それもそのはずでべにふうき茶はアレルギー性鼻炎に特化した茶葉として商品化されていますね。

もともとは「べにほまれ」や「べにふじ」といったアッサム系の紅茶用の茶葉と他のダージリン系の茶葉から交配した品種で、国産紅茶としてべにふうきは販売されていたのですが、これらの品種に含まれているメチル化カテキンという成分が抗ヒスタミン薬と同じようにアレルギーを抑制してしまうことがわかったと言われています。

カテキンは抗菌、抗アレルギー作用に優れていますが、発酵してしまうと大方消滅してしまうため、古くは緑茶を飲んだ方が鼻炎や風邪にいいとされていましたが、近年、ネズミのマスト細胞にいろんな茶葉のカテキンを緑茶の状態を抽出して添加したところ、「べにふうき」に含まれているメチル化カテキンがもっとも抗アレルギー作用があることがわかったのだそうです。

花粉症対策用のべにふうき茶を買うと、緑茶の茶葉が粉末状になっていることが多いのは、抗アレルギー作用が強いメチル化カテキンを最大にできるためなんですね。

実際に、べにふうきを使った臨床試験は何度も行われており、医学的な根拠がある商品として、多くのエビデンスがあります。(1)(2)

こういったものは、ただの一例にしかすぎませんが、

静岡県に「花粉症にべにふうき茶」「アレルギー性鼻炎にべにふうき茶」という怪しいのぼりやポスターをデカデカとかかげたお茶屋が多くても消費者庁や厚生労働省に文句言われずにすんでいるのも、べにふうき茶が明らかに抗アレルギー作用がある茶葉として認められているからなんですね。

もちろん、べにふうき茶を飲んでも僕のように効果がなかった方もいるのかと思いますが、これだけ臨床試験でパスした民間療法は珍しいので、まだ試していない方は一度試されても良いのかと思います。

それでも効果が無いようであれば、コチラを試してみてくださいね。

こちらは僕自身使ってみて、あきらかに効果があった商品なので、自信をもってすすめることができますので。

ただし妊婦や乳幼児には使えない

当然、お茶ですからカフェインが含まれています。

カフェインも抗アレルギー作用がある成分なのですが、どちらかと言うとメリットよりも副作用の方が多く目立ちます。

もちろん、絶対に摂取してはいけないというわけではありませんが、やはり無ければ無いにこしたことはありません。

こういった商品も今後はノンカフェインが多くなるでしょう。

後鼻漏に甜茶は効果的なのか?

甜茶は中国の健康茶の1つとして愛飲されてきたものです。

近年健康志向が高まる中、甜茶もアレルギー性鼻炎に効果的とも言われ、比較的簡単に手に入るものになっています。

味はスッキリした甘みがあり、お茶特有の苦味や渋みがあり大変飲みやすいのが特徴です。

それで、後鼻漏に甜茶が効果的なのかどうか、ということなのですが、そこまでの効果は無いのかというのが本音になります。

ではデマなのかというと、決してそうでもありません。

なぜ効果がないのか、なんで効果あるという情報があるのかをまとめてみました。

甜茶には抗炎症作用がある

ヒトは鼻炎や後鼻漏のように強い炎症を起こす時は、細菌や汚い空気が原因というわけでもなく、強すぎる防衛細胞が強く反応してしまうがためにくしゃみや鼻水、痰がたまりやすくなります。

この炎症が発症するときにヒスタミンやロイコトリエンといった化学物質が増え、くしゃみや鼻水が止まらなくなるため、抗ヒスタミン薬という花粉症の薬があることはあまりにも有名な話なのですが、これとは別にシクロオキシゲナーゼ(別名COXと言います。)という酵素が増えるようになります。

シクロオキシゲナーゼは炎症が起きるときに増える酵素で、この酵素を抑えると炎症が止まり、症状が和らぐということが数多くのエビデンスでも明らかになっています。

このシクロオキシゲナーゼの1つであるCOX-2という酵素はガンを発症させる酵素であり、この酵素を抑制させるためには緑茶に含まれたカテキンやウコンに含まれているクルクミンなどが代表例になります。

緑茶は、よく飲む人とそうでない人の長期観察をしたところ、緑茶をよく飲む人の方が明らかにガン発症率が下がっているというポスターやリーフレットなどを病院や薬局で見かけた方もいるのではないのでしょうか?

「でも耳鼻咽喉科にかよっているが、シクロオキシゲナーゼという言葉は聞いたことがないな。」

たしかにシクロオキシゲナーゼは炎症を起こす1つの要因ではありますが、もしヒスタミンやロイコトリエンの他にシクロオキシゲナーゼという言葉もダラダラと説明されれば、それこそわけがわからなくなると思います。

耳鼻咽喉科の医師であれば、シクロオキシゲナーゼと鼻炎(後鼻漏も含む。)のしくみはわかるものの、患者さんにわかりやすく説明してくれということになると、首をかしげてしまうのかもしれません。

もう1つはヒスタミンの存在になります。

抗ヒスタミン薬は、ヒスタミンそのものを生み出さないように抑えてしまう力があるものの、甜茶にはそういった力はありません。

その代わり、発生したヒスタミンが散らばらないように抑える力はあります。

甜茶による後鼻漏の効果のまとめ

ぼくたちは、飲んでみてたいてい「効果がある」もしくは「効果がない」の2つで答えを出した方が簡単なのですが、鼻炎や後鼻漏はデマや怪しい民間療法も多いので、どこまで本当なのかどうかはハッキリしておいた方がいいのかと思います。

ただわかっていることは、この甜茶にはシクロオキシゲナーゼと、ヒスタミンの両方を抑制させる効果があるということです。

とくにシクロオキシゲナーゼを抑える効果は、他の民間療法に比べて比較的高く、甜茶を飲みながら抗生物質や漢方薬を飲むことで後鼻漏を抑えられるということが期待できるということが考えられます。

でも、実際にやってみた感じではそこまでの効果が得られなかったというのが本音です。

考えてみれば、昔からある飲み物であり、多くのエビデンスから効果があったという確証があったにも関わらず、製品化に至らなかったのであれば、所詮そんなものかと言わざる終えません。

これは甜茶に限らず、いろんな民間療法を見てみても同じことがいえます。

甜茶という製品で、これだけ流通しているにも関わらず、薬に至らないということはその程度ということです。

花粉症や鼻づまりに緑茶は効果的なのか?

鼻づまりに緑茶が効果的という話がありますが、実際どういったものなのでしょうか?

緑茶にはカフェインが含まれており、この成分には抗菌成分とはべつに抗アレルギー作用あると言われています。

抗アレルギー作用があるということは、息苦しい鼻づまりになりにくくなるということになります。

「毎日緑茶を飲んでいるがそんなことはないぞ?」

たしかに緑茶をのんでも直接鼻づまりに効果がありませんが、緑茶に含まれているカフェインを使った研究により、ヒスタミンの減少効果が認められています。

緑茶からわかる抗アレルギー作用のしくみ

アレルギーの反応を調べるために、ネズミなどの実験動物のマスト細胞に成分を添加して調べる方法が一般的です。
(マスト細胞とは、俗に言う肥満細胞のことであり鼻炎やアレルギー関連の書籍を読んでいる方にはご存知のことかと思いますので、ここではそういったものがあると思ってくだされば充分かと思います。)

この細胞に花粉などのアレルゲンが付着すると、ヒスタミンやロイコトリエンなどの科学物質を生み出し、くしゃみや鼻水、鼻づまりを発症させます。

花粉も体がアレルゲン(アレルギー物質)と認めない限りはアレルギー性鼻炎にはならないのですが、一度アレルゲンとして認められてしまうと、一生花粉に苦しめられるため、花粉症とそうでないヒトがいる、ということなんですね。

どのみちアレルギー性鼻炎になるとヒスタミンやロイコトリエンという化学物質が生み出されくしゃみや鼻水、鼻づまり止まらなくなるので、それを抑制させるために抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬といった花粉症の薬があるというわけです。

それで、あらかじめ花粉に反応するネズミのマスト細胞に緑茶の成分を添加させ、花粉を空気中に散布させたところ、ヒスタミンが増える量が減少したのだそうです。

同様に、緑茶からとれるカフェインのみを抽出し、同じようにネズミに添加したところ、やはりヒスタミンの量が減少したため、カフェインにはアレルギー反応を抑制させる力があるということがわかったということです。

よく鼻炎薬に「無水カフェイン」という成分が入っていますが、こちらは抗ヒスタミン薬を飲むと眠くなるため、その副作用を発症させないように無水カフェインが添加されています。

また抗ヒスタミン薬が漢方薬よりも処方される理由としては、こういったカフェインが抗ヒスタミン薬と混ざり合うことで、強い力でヒスタミンを抑制させる力があるからなんでしょうか?

どちらにしても、カフェインにはアレルギーを抑制させる力があるということなんですね。

じつは、鼻づまり抑制にカテキンが関係している。

もう1つがカテキンの力も抗アレルギー作用に関係しています。

元々抗菌成分としてカテキンは有名なのですが、カテキンの特定の種類によってヒスタミン及び、ロイコトリエンが抑制されるということもわかってきました。

抗アレルギー作用効果が強い順番に並べると、

1.エピガロカテキンガレート(EGCG)
2.エピカテキンガレート(ECG)
3.エピガロカテキン(EGC)
4.エピカテキン(EC)

「カテキンにそういった種類があるのか?」

と驚かれる方もいらっしゃるのかと思いますが、もう1つ見てもらいたいのがコチラです。

このページはお茶に関するサイトなのですが、見てもらいたいのがカフェインの含有量を記載したグラフになります。

その中でも緑茶はもっともエピガロカテキンガレート(EGCG)を多く含み、茶葉を発酵させた紅茶、ウーロン茶などはカテキンの成分がほとんど無くなっていますね。

緑茶が鼻づまりに効果があるのかという話はうわさではなく本当であり、医学的に基づいたということがもう1つあります。

アレルギー性鼻炎を抑制させるためにべにふうき茶が作られた

こうした研究によってエピガロカテキンガレート(EGCG)がもっとも抗アレルギー作用があるということがわかってきたのですが、これよりももっと抗アレルギー作用もつ成分というのがメチル化カテキンという成分になります。

メチル化カテキンは、カテキンの中でももっともアレルギー性鼻炎に特化した成分であり、普通の緑茶には含まれていません。

紅茶用に栽培された品種にもっとも多く含んでおり、日本でもアッサム系のお茶を改良し、「べにほまれ」、「べにひかり」という品種が栽培されています。

その中でもべにふうき茶はこのメチル化カテキンをもっとも多く含む品種として改良され、1993年に晴れて登録された茶葉というわけです。

今では花粉=べにふうき茶と言われるほど、花粉症やアレルギー性鼻炎、鼻づまりの方なら一度は耳にしたことがあるのかと思います。

科学や医療の常識を無視していろんな商品があふれるなか、べにふうき茶は臨床試験を何度も行い、多くのエビデンスでアレルギー性鼻炎に特化したお茶して不動にしているため、ほぼ日本公認の花粉症のお茶といっても過言はないかと思います。

でも効果がない。

ここまで書いといて言うのもなんでしょうが、実際使ってみての効果はたいしたものではありません。

たしかに、臨床試験で患者さんたちの薬の分量が減ったとかのエビデンスがありますが、個人的にはそこまでの力はありませんでした。

所詮お茶はその程度でしかないかと思っていましたが、こういったものもあります。

コチラ。

年月が代われば、いろんな新しいものが出てきて、役に立つものが溢れます。

これは僕なりの解決方法なので、あまりオススメしたくありませんが、これも1つの解決策として、どうぞよしなに、と思って頂けたら幸いです。

花粉症(アレルギー性鼻炎)にシジュウム茶が有効なのか?

シジュウムとはグアバと同じだと言われています。

実際に調べてみると、シジュウム属というものがあり、その中にグアバ(学名:Psidium guajava)があるという形になります。

シジュウムはグアバの他にいろんな種類がありますが、日本ではあまり馴染みがうすい果実なので、わかりやすく伝えるために、

「シジュウムとグアバは同じです。」

という言葉が1人歩きしているということになるんですね。

ですので、グアバ茶(学名:Psidium guajava)であれば、シジュウム属のグアバであることがわかるのですが、シジュウム茶となると、シジュウム属のどんな種類が使われているのかが調べてみないとよくわからないということです。

当然シジュウム茶とはいえ、メーカーさんにより効果にムラがあるかもしれない、そもそもシジュウムって本当にアレルギーに効果があるのか、みんな使っているのかなどなどをとりあえずまとめてみました。

シジュウム茶の抗アレルギー作用は微妙だ

花粉の季節になると、とりあえず口に入れるもので対処するヒトは比較的多く、その中でもヨーグルトはダントツ、次に甜茶、シソ、べにふうき茶などが並び、その中でもシジュウム茶は1%程度と、対策するヒトの中でも極めて数少ないヒトが使っている民間療法になります。

実際の効果は、そこまでビックリするほどのすごい効果が得られるわけではありませんが、花粉の季節が入る前に習慣化して飲んでおけば、多少は和らぐであろう、もしくは薬を飲む回数が減るといった効果があります。

これはべにふうき茶にも言えることで、花粉の季節に入る前に飲んでおけば効果的ではあるが、完治、治療、改善などには至らないということがよくわかりますね。

シジュウム茶の抗アレルギー作用はどういうもの?

抗菌、抗アレルギーという成分は比較的多く、シジュウムも研究対象になっています。(1)

シジュウムの場合、花粉などのアレルギー物質に関係するインターロイキン4(IL-4ともいう。)という物質の分泌をおさえる効果があることがわかってきまして、将来的には薬にもなるということも考えられていますが、まだまだ発展途上であり、一般的な抗生物質に比べると効果がうすいということがあります。

シジュウム茶は一般的に手に入るもので、「効果は薬以上」もしくは「過去に使ったお客様の中では76%以上の方が定期購入されています。」のような文言を並べて、いかにも花粉症(アレルギー性鼻炎)を治す特効薬であるかようなことを言っていますが、ぼくが1シーズン1~2週間10種類ほど試した結果(3ヶ月ほど)薬ほどの効果はなかったような気がします。

むしろ薬よりも高額だったので、出費が多かったことぐらいでしたね。

もしかしたら、将来的になにかしらの形でシジュウム茶が花粉症に効果があるものになるかもしれませんが、医師や製薬会社が関心をもつ確率が今のところ低く、シジュウム茶と花粉症(アレルギー性鼻炎)に関するエビデンス見つかりません。

ぼくが知る限りコチラのほうが効果があるので、よろしければどうぞ参考に。

鼻炎薬の眠気対策について。

第二世代抗ヒスタミン薬が流通するようになりまして随分たちますが、ヒトにより眠くなる方も多いようですね。

抗ヒスタミン薬は体の化学物質ヒスタミンを抑える役割があり、これを飲むことで鼻水やくしゃみなどの症状を緩和させる力があります。

ところが一方では、効果が強まると眠くなるという副作用があり、薬の効果はそのままでありながら眠くならないという薬が研究されてきました。

そうしてできたのが、アレグラ(フェキソフェナジン)などの第二世代抗ヒスタミン薬になるというわけです。

一見すると、アレグラを飲んどけば良いのかという書き方になってしまいましたが、こちらを見てください。(1)

こちらには「脳内H1受容体占拠率の表」があるのですが、抗ヒスタミン薬は受容体と結合することで効果があらわれるわけで、アレグラはたしかに脳に対するH1受容体占拠率が低くても効果がそこまで望めない、ということになります。

逆に受容体占拠率が高いケトチフェンフマル酸塩(通称ケトチフェン)は効果が高くても、眠くなるということです。

ケトチフェンはたしか第二世代抗ヒスタミン薬だったような気がしたのですが、これでは第一世代抗ヒスタミン薬と変わらない感じですね。

眠くならない抗ヒスタミン薬はアレグラしかない。
ただし、強い効果は望めない。

実際に日本で承認されている抗ヒスタミン薬の中で「自動車等の機械を操縦する場合は注意」されている一覧に含まれていないのはアレグラとクラリチンぐらいしかありませんので、花粉が飛散する季節で病院でやたらと処方される薬がアレグラ(フェキソフェナジン)ばかりなのはそういうことになります。

もし、アレグラを飲んでいて、

「先生、あの薬飲んでもくしゃみや鼻水が全然止まりません。」

というと、アレジオンやアレロック、それよりも強い薬を求めると、ジルテックやザジテンが処方されるというわけです。

ところが、先ほども申し上げた通り、強い薬になればなるほど眠気が強くなるわけで、この眠気をどうしたら良いのか?ということになると、「興奮剤が添付された抗ヒスタミン薬を試してみる」のもありかと思います。

興奮剤が添付された抗ヒスタミン薬は昔からあり、第二類医薬品としても流通しているものもたくさんありますので、ドラッグストアで簡単に手に入ります。

たとえば「鼻炎薬Aクニヒロ」という薬に使われている抗ヒスタミン薬は、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩は「ポララミン」という第一世代抗ヒスタミン薬と同等の成分になります。

即効性が高く、当然眠気も発生しやすいのですが、代わりに塩酸プソイドエフェドリンが添加されているため、興奮作用で眠気を防ぐという役割があります。

こういった鼻炎薬にエフェドリンのような興奮剤が含まれているのは昔の薬ではよくあったもので、スポーツ選手が試合前に風邪薬や鼻炎薬を飲んではいけないというのも、ほとんどの風邪薬や鼻炎薬にこのエフェドリンが添加されているからなんですね。
(エフェドリンの興奮作用はドーピング検査にひっかかります。)

また、漢方薬にもエフェドリンと同等の効果がある生薬があります。

麻黄(マオウ)。

この生薬が含まれている漢方薬は、エフェドリンと同じ興奮作用が含まれていることになります。

事実、漢方薬でも風邪や鼻炎の症状があるときにはこの麻黄が使われます。

ただし麻黄はヒトの体質により合わないこともあります。

麻黄は血液循環を早めたりするので、高血圧、心疾患、動脈硬化、脳卒中などの疑い、もしくは疾患を抱えている場合は処方できません。

処方薬と漢方の飲み合わせは、薬局にいる薬剤師にたずねれば問題ありません。

ぼくは、

「すみません風邪で鼻炎がひどいですが、この処方薬とこれって一緒に飲んでも平気ですか?」

と葛根湯加川キュウ辛夷と小青竜湯の箱を薬剤師に見せました。

その時に飲んでいたのはアレグラだったので、効果がうすいということ、体力的に問題ないということから、べつに問題なしと言われました。

他にも、花粉症の薬を飲んでいてカフェインが入ったコーヒーが好きだから、コーラは大丈夫か、ということも処方薬をだしてくれた薬局にたずねましたが、

「あまりオススメはしませんが、死に直結するわけではありませんので、ご自分の許容範囲内でやってもらえれば大丈夫ですよ。」

ということでした。

薬に興奮剤をまぜるというと、少々危ない感じではありますが、こうやって質問できる場所をもっておけば、それが眠気対策にもつながります。

鼻炎は息苦しかったり、くしゃみが止まらなかったりと、めんどくさいですが、薬とうまく付き合うという方法もあります。

どうぞよしなに。

鼻炎にヨーグルトって有効なの?

鼻炎にヨーグルトというと全然関係ないかと思いますが、じつは密接な関係があります。

なにも鼻にヨーグルトを流し込み、鼻うがいをやれというわけではありません。

その理由云々についてまとめてみました。

鼻炎とヨーグルトの関係について

鼻水が出る原因として、大きくわけて2つあります。

1つはゴミ類が付着して外へ出そうとするアレルギーによるアレルギー性鼻炎。

もう1つは中で細菌やウィルスが増殖して、免疫細胞と戦った結果、残骸が溜まって痛みを発症させる蓄膿症。(副鼻腔炎ともいいます。)

じつはこれら2つとも乳酸菌と大きくかんけいしていると言われています。

まず、ぼくたちの体はヘルパーT細胞という病原菌や毒物の弱点を見つけ出し、それにあった武器(抗体)を作って攻撃してくれるという便利な細胞があります。

ヘルパーT細胞はT1とT2という種類に分かれており、どちらかが増えると相対するもう1つの種類は数を減らしていくということがあります。

ちなみにヘルパーT1細胞は病原菌やウィルス担当。ヘルパーT2細胞はアレルギー物質担当になっています。

ヘルパーT2細胞が増えればヘルパーT1細胞は数が減り、逆に、ヘルパーT1細胞が増えればヘルパーT2細胞が減っていくと言われています。

つまり、アレルギー体質の方は病気になりやすく、疲れやすい、その原因はT1細胞が減って、T2細胞が増えたために起きるというわけです。

このヘルパーT細胞の量を微調整してくれるのが乳酸菌というわけです。

乳酸菌にも色々な種類がありまして、とくにラクトバチルス属の乳酸菌は効果が強く、アレルギー症状を緩和させるヨーグルト、もしくは乳酸菌サプリというと、種類は違えどもこのラクトバチルス属の根性の乳酸菌になります。(1)

こういった話は決して珍しいことではなく、事実になりつつあり、将来的には整腸剤と同じように、アレルギー症状を緩和させるためにラクトバチルス系の乳酸菌サプリが処方される時代もくるかもしれません。

ですので、ヨーグルトすべてが鼻炎や花粉症に効果があるわけではなく、そこに含まれている細菌によって症状が改善するかしないかが、分かれることになるでしょう。

じつは風邪にもなりにくくなる!

ラクトバチルス属の乳酸菌がアレルギーに効果的だということを書いたように、アレルギーに反応しにくくなると、病原菌に強くなるということがあります。

さきほどのヘルパーTの説明のように、アレルギー担当であるT2細胞の量が減ると、病原菌、ウィルス担当のT1細胞の量が増えるようになります。

つまり風邪のような病気にも強くなるので一石二鳥というわけなんですね。

乳酸菌で風邪やウィルスに強くなる、もしくはアレルギーに強くなる、これはどちらも効果は一緒なのですが、効果が現れるまで時間がかかるということがあります。

服用期間は2週間ほど。

1ヶ月ぐらいで効果が現れるということもありあすが、基本的には2週間ほどで効果が現れるようです。

乳酸菌によって、効果にムラがありますので、色々試されたほうが良いかもしれません。

個人的に体質の違いもありますので、一概にこれが効果ありと、ハッキリしたことは言えませんが。

鼻炎の治療方法のほとんどが意味がない理由

鼻炎の治療方法のほとんどは、治すことを目的にしていません。

そもそも今ある鼻炎の治療方法は対処方法でしかないからです。

もちろん有効なものもありますが、「鼻水を止めるにはどうしたら?」と考えた場合は無理な話でしょうね。

それには鼻水が体に必要なものだからということがあります。

まずは鼻水がどんな役割をしているのか、これについてまとめてみました。

鼻水が出ることは病気ではない!

鼻水は1日に1リットルほど絶えまなく流れています。

この鼻水が必要に応じて外に出したり、ノドに流し込んで食べ物と一緒に胃へおくったりしています。

ぼくたちが寝ているときも鼻水がダラダラ流れて飲み込んでいるので、鼻水そのものが無くなるということはないんですね。

でもなんで鼻水が流れているのか?それには乾燥した空気に湿気を与えて体に送り込むという役割があるからなんです。

これは実際にやってもらえばわかるのですが、鼻うがいを繰り返し行うと、一時的に鼻水が無くなった状態を作ることができます。

この鼻水がない状態で、ふかく深呼吸すると、たいていのヒトは咳き込んでしまいます。

空気中に目に見えないゴミを吸い込んだ時に、肺が拒絶反応しているからなんでしょうか。

こういうことからも鼻水が無いという状態は体によくないということなんですね。

鼻水にはゴミを付着させて体に入れない、もしくは外へ出す効果もある。

もう1つの役割は、ネバネバした体液で、細菌や細いゴミを付着させて外へ出すという役割があります。

花粉症の季節になると、極端にくしゃみが止まらないという状態になり、ずいぶん苦しい思いをするかと思いますが、このくしゃみ、鼻水も体に入ろうとするゴミや細菌の侵入を防ぐという役割があります。

鼻水は体弱っている、病気の時にダラダラと流れるというのは、半分は仕方ないことであり、体の健康を維持させるためにやっていることにすぎないということです。

「でも鼻水をなんとかしたい!」

これをやるにも理由がありますので、もう少しお付き合いお願いします。

空気中のゴミを限りなく0に近づけることで楽になる

鼻水や痰がでるということは、他のヒトと比べて反応しやすい、アレルギー反応が強いということが考えられます。

他にも気温、湿度、細菌類、自律神経などなどが考えられますが、大半はアレルギーに関係するものだと思って問題ないかと思います。

体にゴミが入り込むと、拒否反応を起こし、外へ出そうとする。

つまり四六時中開きっぱなしの鼻にはゴミが溜まりやすく、少しでもゴミが付着するのであれば外へ出そうと鼻水が出てくるというわけです。

ゴミが少なければその分だけ鼻水が流れにくくなる、そう考えるのであれば、空気洗浄機の設置が欠かせないというわけです。

しかし昔の日本は空気洗浄機という便利なものが無かったので、花粉症の対処の仕方も薬か、レーザー治療、もしくは鼻うがいしかなかったんですね。

気温や湿度が上昇していけば、当然、ウィルスには住みにくくなりますし、空気洗浄機で細菌類を吸い込めば蓄膿症にもなりにくくなる、というわけです。

とはいえ、あくまでも環境づくりができたとしても、外に出てしまえば当然いつも通りになります。

ここで知ってほしいことは、アレルギー物質を限りなく0に近づければ、鼻炎もおさまるということです。

抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻薬など便利な薬があるものの、環境づくりさえしっかりしてしまえば、薬も不要になり、体も回復していく、というわけです。

ぼくの場合、ダイキンのストリーマというものを寝室で使っています。

これが1番良いのかどうかはわかりませんが、朝起きた時の鼻づまりや痰のからみがなくなったのは、この機械のおかげかと思います。

さんざんうるさいぐらいに空気洗浄機を勧めるのは、薬に頼らない生き方ができるのは、空気洗浄機があるからであり、そのことを早く気づいてほしいということがあるからです。

何度も書きますが、鼻炎が治らない理由は、薬ではなく、空気が汚れているからであり、一刻もはやく空気をキレイにしてしまえば症状がおさまり、楽な生活ができ、鼻に負担がかからなくなるので、鼻づまりも起きにくくなる、ということです。

後、鼻うがいはあまりやらない方がいいですね。

頭を下に向けて水を入れると、間違ってへんなところに入ってしまい、変な病気が起きる可能性が高くなるからです。

たとえば代表的な病気というと、鼻をかんだときに水が逆流して中耳炎になる、もしくは副鼻腔に水が溜まり、そこで腐敗をおこし変な病気を起こすということになります。とくに僕場合は後者の方で、前頭洞という副鼻腔に大きな鼻茸を作ってしまい、全身麻酔の1週間入院によるめんどくさい事になりました。

そこで、どうしても鼻水や痰が引っかかって苦しい時は、家庭用ネブライザーで生理食塩水で鼻水をふやかし、外へ出してくださいね。

ぼくはホットシャワー5という器具を使っていますが、それよりも優れた器具があるのであれば、それで良いのかと思います。

ぼくはこのホットシャワーを使いはじめて随分たちますが、最近は風邪ひいたときぐらいしか使いません。

ですが、鼻うがいのように、変な所に水が入り込む心配が薄いので是非使ってもらいたいと思っています。

空気清浄機と家庭用ネブライザー。

「鼻にそれだけゴツいものが必要なのか?」

と考える方もいるかもしれませんが、もちろん絶対に買えとは言いません。

あくまでも本サイトの解決策なので参考にしていただけたらと思います。

ただ長期的に考えると、薬などに比べたら安上がりなるかと思います。

鼻炎を慢性化させる危険な民間療法!

鼻炎が慢性化する理由として、そのまま何日も何ヶ月も放置した場合が関係するということがあります。

とくに自己判断でやる民間療法は大変危険で、ぼくも鼻うがいをやったことで大きな鼻茸を作り、手術で切除手術したという痛い経験もありました。

ですので、まずは病院に診察してもらうことは当然であり、薬を使っても治らない場合に民間療法にも手を出してみるという方がいいのかと思います。

鼻炎を慢性化させる危険な民間療法!

鼻うがいは耳鼻咽喉科の医師も勧める治療方法の1つです。水に微量の食塩を混ぜることで、汗と同じような水分で鼻の奥に溜まった鼻水を洗い流す、もしくは外へ出しやすくする方法になります。

一度経験すると、そのスカッとする感覚は忘れられず、習慣化した方が健康に良いのかと思えるようになるでしょう。

事実、鼻うがいを積極的に勧めるヨガやアーユルベーダなどのインド系の健康法はもちろん、耳鼻咽喉科の医師が書く書籍にも鼻うがいの正しいやり方などが掲載されています。

それで鼻うがいの中でも結構危険な鼻うがいというものがありまして、ビオフェルミン鼻うがいというものがあります。

理屈としては、

鼻に付着した悪玉菌が増殖することで、白血球が盛んに動き回るようになり駆逐をはじめ、白血球や悪玉菌の死骸がどんどん増えるようになります。

この死骸の塊が黄色い膿となり、鼻水が黄色や緑になる原因となるわけなんですが、この悪玉菌を駆逐させるために乳酸菌などの善玉菌をぶつけてやれば、鼻水もおさまるというのがビオフェルミン鼻うがいのメリットになります。

やり方はいたってシンプルで、粉末のビオフェルミンを生理食塩水と混ぜて鼻うがいをするだけ。

でもこれをやったことで、鼻うがいの回数が減ったとか、鼻水が透明になったとかいうことはありません。

ただそれよりも、粉末の薬が副鼻腔や耳などに入り込み、腐敗、炎症する可能性が非常に高くなる、ということがあります。

ぼくは、このビオフェルミン鼻うがいをしばらくやっていたのですが、効果が感じられなかったために止めました。

その後、通常の生理食塩水の鼻うがいにもどし、しばらくした時に大きな鼻茸をつくってしまいました。

ビオフェルミン鼻うがいと関係しているのかどうかは分かりませんが、水になにかしらの不純物が入っていればそれなりに変なことが起こる可能性は高くなります。

元々、鼻に水を流し入れるという行為は、通常の生活では考えにくい行為なので、やはりやらない方が無難でしょう。

次に減感療法。

花粉症などのアレルギー性鼻炎の治療や、食物アレルギーなどの治療法の1つとして考えられているのが減感療法という治療方法になります。

体が拒否反応をしめすアレルゲンを少しづつ増やし、体になれさせることで最終的にはアレルギーを治してしまうという方法です。

食物アレルギーの場合、アナフィラキシーショックを起こしやすいので、場合によっては死につながることもあって大変危険な治療方法ではありますが、鼻炎の場合はそこまでのリスクはありません。

ただ、アレルギー症状を無くすことは物理的に不可能なので、この治療方法はあっているのかどうかと考えると、やや疑問が残ります。

実際に減感療法を勧める耳鼻咽喉科は無いに近いと思いますので、本当にやるのであれば充分気をつけた方がいいでしょう。

個人的には空気洗浄機を設置して、なるべくアレルゲン(アレルギーの素となる物質)を吸い込まないようにした方が、鼻に負担がかからないので楽な生活ができると思います。

他にも健康食品で鼻炎や後鼻漏が改善できるという話もありますね。

鼻水や痰が長期的にからむようになると、「早く何とかしたい!」という気持ちが働きます。

べつに悪いことではないのですが、ついつい怪しい書籍に手を出してしまうこともあります。

書籍のタイトルには、「鼻炎や後鼻漏の治し方!」というような題が書かれており、中身は鼻のそれなりの病気のこと、なんで後鼻漏や鼻水がでるのかを書籍の半分ぐらいのページに渡って説明します。

つぎは、鼻に効果的だという成分の紹介。

最後は、実際使ったヒトの体験談という具合に、一見すると、

「まあ、効果ないかもしれないけど、買ってみようかな。」

という気持ちになります。

こういった書籍には、「このサプリが効果がある!」という具体的な商品名は言いません。

こういった成分が効果的であり、こういった成分がまとめて入ったサプリがあり、実際に使ってみたら上手くいった、というような少々回りくどい書き方をします。

このような書籍から商品購入に誘導することをバイブル商法と言われており、ついつい買ってしまうヒトも多いので気をつけてくださいね。

バイブル商法自体は悪いことではないのですが、そもそも病気の経験がないにも関わらず、適当な記事を書いている場合が多く、変な民間療法が記載されていることもあります。

「本だから、もしかしたら効果があるかもしれない。」

と淡い気持ちを抱くのは自由ですが、試してみたらヒドイことになってしまった、という事もあるので、とくに何かを購入させるような文章には充分気をつけるべきなのかもしれません。

こうして振り返ってみると、個人的には色々経験したと思います。

やった民間療法はまだまだあるのですが、どれもしっかりした効果があるわけではなく、むしろ危険なものも多くあります。

中にはBスポット療法を自分でやる方もいますが、やりすぎると出血が止まらなくなりますのでBスポット療法そのものはここでは勧めていません。

それよりも後鼻漏が長引くのは炎症よりも空気が汚れていたりアレルギーの可能性が高いということがあげられます。

体に何か入れるよりも、体に負担をかけないために空気洗浄機を設置する。

あとは、家庭用ネブライザーなどで鼻水を外に排出してやれば、自然と回数は減っていく感じですね。

まずは一度お試しくださいませ。

鼻炎が治らないのは薬のせい?

鼻炎が治らないのは薬のせい?

薬を使えば使うほど鼻炎が治らないということもあります。

鼻炎の薬の大半は対処療法薬という、その場限りだけ症状を緩和させるものであり、鼻炎そのものを治すものではないからということも考えられますね。

とはいえ対処療法薬であっても使い方次第で治ったということもあり、決して抗生物質すべてが敵というわけでもありません。

その理由として、ステロイド点鼻薬をしばらく噴射させていたら、鼻茸が無くなったという話もありますし、蓄膿症は基本的に抗菌薬を適量飲めば、ほぼ治療できてしまうので鼻炎が治らないのは薬のせいというわけでもありません。

でも治らない鼻炎というものもありますし、逆に薬の使い過ぎでひどくなってしまったというものもあります。

その時に応じて臨機応変に選べば問題ないのですが、そういったことも含めてまとめてみました。

薬を使いすぎたためにひどくなる鼻炎は?

「薬剤性鼻炎」というものがあります。

これは鼻づまりに困った方が市販の点鼻薬を使って連続噴射させた結果、元に戻らない鼻づまりにしてしまったことを言います。

この原因となる成分はナファゾリンやテトラヒドロゾリンという血管収縮剤を指しており、ドラッグストアのような市販薬としても簡単に手に入れることができます。

血管収縮剤は鼻づまりをわずか数十秒で鼻づまりを抑えてしまうスゴイ点鼻薬なのですが、代わりに鼻づまりになりやすくなるという欠点があります。

これを何度も使用するとゴムやバネのような反動でキツイ鼻づまりになってしまい、血管収縮剤は使えなくなるために病院に行って治すことになります。

血管収縮剤の使い過ぎでパンパンに膨れ上がった鼻づまりは、病院の医師に絶対にバレると思います。

現に僕が血管収縮剤を使いすぎて膨れ上がった鼻づまりを診てもらった時に、

「君、血管収縮剤大量に使ったでしょ?あれ使いすぎると元にもどらなくなるから気をつけてね。」

と、なにも説明しなくても診察しただけで言われました。

その後、ステロイド点鼻薬を処方され、「血管収縮剤は二度と使うな!」と念を押されました。

他に鼻炎が治らないのは薬のせいか?考えた場合は、抗生物質を飲んだときに副作用があるかないか、ということになります。

花粉症の代表的な薬、アレグラなどの抗ヒスタミン薬は、効果が強くなれば眠くなったり、唇をカサカサにする症状を発生させます。

効果が弱まればそういった症状が無くなりますが、その場合は飲む必要がないかもしれませんね。

次に、蓄膿症の治療薬として使われるクラリスロマイシンも同様で、長期的に服用していると腸内細菌叢を壊してしまうので、腹痛を起こしたり、下痢、便秘に悩むようになります。

また、抗菌薬を長期服用することで大腸がんのリスクを高めるということもあるのだとか。(1)

薬はたしかに便利ではありますが、使えばいいというわけでもなさそうですね。

とくに鼻炎の薬そのものを使いすぎてひどくなるというよりは、症状を緩和させるだけで根本的な治療方法にはならないということは先に書いておきましょうか。

鼻炎の対策についてまとめてみた。

「鼻炎の治し方」とは別に、「対策」についてもまとめてみました。

基本的に鼻水が出る理由は、

1.ゴミなどの異物が鼻に入っている。(アレルギー系も含む。)
2.風邪かなにかしらの病気を抱えている。
3.気温が適切ではない。
4.湿度が適切ではない。
5.妊娠、高齢、自律神経の乱れ、ストレス、といったものがある。

ということになります。

まず、1と2はアレルギー性鼻炎や蓄膿症に関連するものなので、ある程度鼻の病気に悩む方には理解してくださるかと思いますが、3と4が不思議に思えませんか?

ぼくは年がら年中鼻水を垂れ流していたので、そもそもこの答えを出すまで随分時間がかかったのですが、考えてみても極度に冷え込むと鼻が凍ってしまうということが考えられます。

動物は物事が起きる前に予測して行動するというのは難しいですし、鼻が冷え込んで凍ってしまうなんてことは想定できないでしょう。

でも、どんなに寒くても常に鼻を動かし、体液である鼻水を放出し続ければ、鼻だけが冷えてしまうということはありません。

また、鼻水のようにネバネバとしたものは「ゲルパッドの液」にもよく似ています。

鼻水には保温性がある、つまり意味があって流れているというわけです。

次に湿度に関して。

ここで、

「鼻水と湿度って関係ないんじゃないの?」

と思う方は一度、鼻うがいをしっかりやった状態を思い出してください。鼻うがいをやったことがない方は今やってみてくださいね。

それで鼻うがいをやると、スカッとする爽快感とは別に、大きい深呼吸を繰り返すと咳き込んでしまう方もいませんか?

じつは鼻が空気を取り入れる時に、ある程度湿気を与えた空気を体に入れるように調整しているからなんですね。

これとは別に、唾液は鼻水ほど粘り気がなく、すぐ乾いてしまいます。

鼻がつまって口呼吸を繰り返すと、口の中が乾燥して頭がボーっとしてきます。

口からでも酸素は摂取できるのですが、ノドには食物を取り入れる食道へ続く穴と、肺へつながる穴(気管)が時と場合に応じて弁を開け閉めしているわけです。

非常に稀なケースですが、

「飲み込んだガムが気管に入って窒息死した!」
「モチがノドに引っかかって息ができない!」

といったことがあります。

このことからもノドは食べ物を通る道と酸素が通る道は途中まで一緒というわけです。

口呼吸、つまり食べ物を入れようとする時は肺に異物が入らないようにしっかり閉じてしまうから。

そんな状態ならば、少しぐらい酸素が入ったとしてもまともに肺に酸素が供給されない、つまり脳まで酸素がまわらない、つまり頭がボーっとするわけです。

だからこそ鼻から酸素を入れなければいけない、ある程度湿気を含んだ空気じゃないとダメということなんですね。

「5.妊娠、高齢、自律神経の乱れ、ストレス、といったものがある。」に関して

ぼくは女性ではありませんし、40歳にもなっていませんから高齢っていうとそうでもありません。

つまりこの題材について書くことは難しいのですが、鼻水を出す出さないの司令を出す機関は脳ではない、ということはわかっています。

脳は体を動かすための重要な臓器なのですが、脳死状態でも心臓が動くように、脳の司令とは独立して動くものはいくつもあります。

鼻水もその1つで、脳の司令とは独立した自律神経によって決められます。

事実、鼻の奥にある後鼻神経という自律神経を切ってしまうと、ダラダラと水っぽい鼻水が流れる状態を治してしまうこともあります。

後鼻神経は涙を放出するスイッチの役割もあるため、変な切り方をしてしまうと、涙が止まってドライアイになってしまうので、簡単に切ることはできません。

唯一、鼻のクリニック東京やサージセンターではこの後遺症を無くした手術ができるようなので興味があれば調べてみてくださいね。

「それで妊娠、高齢ということは、いろんな臓器が乱れる時、自律神経も乱れる。つまり病気になりやすいということかな?」

そうですね。自律神経が乱れるというよりも、「感覚が鈍くなる」といった方が表現としてはしっくりくるかと思います。

こういった鼻の病気は基本的に薬で治すことは難しく、「血管運動性鼻炎」という慢性鼻炎の1つとしてまとめられています。

薬の中では抗コリン成分という「ベラドンナ総アルカロイド」が効果的と言われており、主に花粉症の薬に含まれています。

一般的なドラッグストアで手に入る薬にも含まれている成分の1つではありますが、飲み過ぎるとアルツハイマーやパーキンソンなどを引き起こす確率が徐々に高くなるとも言われているので、規定量以上は飲まないでくださいね。

以上のことからまとめるとこうなる。

こうして長々と1~5まで書いてみましたが、5は例外としても1と2(1.ゴミなどの異物が鼻に入っている。(アレルギー系も含む。)2.風邪かなにかしらの病気を抱えている。)は空気洗浄機を設置するかしないかでだいぶ違ってきます。

鼻は四六時中、開けっ放しの部位なので、汚い空気が何度も行き来していれば疲れてしまうでしょうね。

たまにはそんな疲れを癒やすように空気洗浄機の設置をオススメします。

もう1つはあればいいのですが、家庭用ネブライザーの用意。

本来ならば「鼻うがい」を勧めたいのですが、鼻うがいを習慣化してからしばらくした時に、大きな鼻茸を作ってしまいました。

鼻茸は抗ヒスタミン薬や抗菌薬、それからステロイド点鼻薬などが治療薬になりますが、これらは決して鼻茸を治療するために作られた薬ではなく、ヒトにより効果がある時もあるということです。

つまり鼻茸そのものを治療する薬は現在のところ存在せず、切除手術で切り落とす、場合によっては全身麻酔が必要になるぐらい大掛かりな手術にもなります。

僕のように大きな鼻茸を作ってしまうという症状は非常に稀なケースで、頻繁に聞く話ですと、鼻に入った水が耳に流れてしまい、中耳炎を起こしてしまうということです。

こういった症状が発生してしまうのも、鼻うがいのやり方に問題があり、鼻に水を流し入れるため、間違って副鼻腔や耳に入ってしまうことがあるんですね。

本来入れないような液体を直接流し入れるので、中で腐敗を起こし、菌を増殖させたり、変なデキモノを作ってしまうという話はエビデンスでは中々お目にかかれませんが、身をもって体験した話なので、あえてサイトの記事にさせていただきました。

鼻うがいが使えないとしても、鼻の奥に絡みついた鼻水や、ノドにへばりついた痰はどうにかしたい。

そういうために家庭用ネブライザーが活躍するというわけです。

ぼくは過去に後鼻漏を意地でも治そうと思い、ホットシャワーというものを購入しました。

仕組みとしては生理食塩水を蒸気化して鼻や口から吸い込み、痰や鼻水を出しやすくするといった器具になります。

こういった器具は物によっては薬品を蒸気化して、耳鼻咽喉科にあるようなネブライザーと同等とまでは行かなくてもそれなりの機能を持つものもあります。

ですが、ぼくが言いたいのはそういうハイテク器具の紹介ではなく、効率よく鼻水や痰を出しやすくする器具は絶対に必要ということです。

昔は積極的に鼻うがいを勧めていましたが、時が過ぎればそういったものも悪になります。

同じような効果がありながら、安全に鼻をスッキリさせるのであれば、家庭用ネブライザーは是非もっておくアイテムなのです。

空気洗浄機と家庭用ネブライザー。

現在、そこそこのメーカーの空気洗浄機設置して、ホットシャワーなどの家庭用ネブライザーも合わせて用意するとなると、6万円ぐらいでなんとかなるかと思います。

もし「高い!」とお思いならば、せめて空気洗浄機だけでも設置してください。

コレだけならば、税込みで寝室6畳間で4万円ぐらいになります。