鼻水や後鼻漏が止まらなくなって辛い時、
どうしても薬に頼りがちですが、
薬を使用すると完治が遅くなります。
なぜ完治できないのかというと、
現在流通している鼻炎の薬は症状を緩和させるだけで、
効果がきれると再発する仕組みになっています。
このような薬のためか大抵の人は、
病院の薬はすぐに治ると勘違いして、
いつまでも服用してしまいます。
薬を飲むなとはいいませんが、
薬の成分は体内に残留していき体内に残ってしまいます。
これがある程度たまると、とにかく体の外へ出そうとするため、
痰、後鼻漏、鼻水となり、辛い症状になっていきます。
薬を飲み続けて治るのであれば慢性鼻炎は存在しません。
薬を飲んでも治らないから慢性鼻炎なのです。
じゃあ、薬を止めればすぐに治るのか?というと、
そうではありません。
薬を飲みすぎた分、体に残留した成分が
体の外へ排出されるまで少々時間がかかります。
どのくらいかかるのか?というと、
おおよそ半年ぐらいです。
この半年間は徐々に症状が和らぐ治り方なので、
鼻うがいのような爽快感はありません。
ある時、
「そういえば、最近痰がでないな。」
という感覚です。
我慢できずに漢方薬や市販薬などを服用したら、
逆戻りになります。