私は鼻の病気の最大の難関が血管運動性鼻炎だと思っています。
自律神経の作用により鼻汁が止まらなくなるので、
病気というよりも「体質」という言葉で片付けられてしまうことが多く、
どんなに困っていても親密に対処してくださる医師は中々いないでしょう。
基本的な対策方法は鼻に刺激を与えないことです。
特に温度対策は徹底した方が良いかもしれません。
一番良い温度は、23~25度を保ち、
湿気が60%の状態でした。
なお私の体温は36.2度前後です。
ところが、この温度と湿度ではカビやダニによる、
アレルギー鼻炎になりやすくなる環境になってしまいます。
例えば、「暑いのと、寒いのと、どっちが好き?」
と聞かれたら、「普通の春か秋のような気温です。」
と言いたくなりますよね。
カビもダニも生き物なので、安定している環境を好みます。
だから不安定にしてやります。
まず、カビとダニが最も嫌う環境は、
湿度50%以下で温度が36度以上になると、
活動を止めてしまうと言われています。
湿度50%は東京の真冬以下になります。
クーラーをつけっぱなしで寝ると、
すぐに50%以下になりますので、
喉が痛くなり、夏風邪にかかりやすくなります。
温度も同じで、高すぎる温度は生活しにくくなりますね。
なので温度はスルーし、
誰もいない時に除湿して家に帰った時に加湿します。
これでカビもダニも防ぎながら、
血管運動性鼻炎にならなくなります。
除湿、加湿、空気清浄、三役全てこなす機械は、
現在(2015年)、ダイキンのクリアフォースしか無いです。
一台10万円ぐらいします。