急性副鼻腔炎は以外にも自然と治ることがあります。
どういう人が自然に治るのか?と言いますと、
免疫能力が高い人があげられます。
ご存知のように風邪をひくと、
急に寒気がしたり、鼻水、セキ、頭痛などに苦しめられますが、
やがて症状が徐々に和らぎ完治します。
このとき体内では、
1.体内に悪玉菌やウィルスが入り込む。
2.体は侵入者の弱点を調べ上げ、抗体を作る。
3.出来た抗体を侵入者にぶつけて排除する。
のようなやりとりが行われています。
なのに毎年風邪になるのは、
・悪玉菌たちもバカじゃないので、
毎年違う形に進化して体内に入り込む。
ということです。
悪玉菌も生き物なので、絶滅したくはありません。
当然、薬や免疫能力が高い人間に苦しめられれば、
形を変えて次の戦いに挑むということです。
どんなに免疫能力が高くても、
悪玉菌の新しい攻撃は脅威となります。
とにかく弱点を調べて抗体をぶつけないと
どうしようもないので、悪玉菌の弱点を調べる時間が長ければ
鼻水や頭痛にくるめられてしまいます。
逆に、「弱点を調べる時間」が短ければ、
治りも早くなるということです。
「弱点を調べる時間」を短くするには、
よく食べて、風呂に入って、よく眠ることと言われています。
風邪を治す一般的な方法ですが、
この方法はヘルパーT細胞という抗体を作る細胞を増殖させる効果があります。
ヘルパーT細胞が多ければ、
風邪になってもすぐ治るようになります。
治すためには、
よく食べて、風呂に入って、よく眠ることは不可欠なのです。